旅のこと

丘の稜線☆丹沢らしい丹沢山

 

っ直ぐ北に進む

馬鹿みたいに真っ直ぐに進む登山道を楽しみに

丹沢山へ行きました!

丹沢山は神奈川県の丹沢山地にある、標高1,567mのお山です。

丹沢山地は、東西に約40キロ、南北は半分の約20キロメートルに広がっていて、

その南から北に向かって真っ直ぐ伸びる道には、通称”バカ尾根”wと呼ばれ,

地元の神奈川はもちろん、近隣地域の丹沢ラヴァーから愛される一本道です。

そんな大倉尾根から主脈の道を歩いて、初冬の丹沢山へ行ってきました!(๑>◡<๑)

猫にまたたび人に山旅(≧∀≦)
2020年12月 行き先は丹沢山。

戸川公園近くの登山口沿い民家は、

広い敷地を有料パーキングで有効活用です( ◠‿◠ )

 

 

標高290mの登山口では、まだ紅葉が綺麗。

しかし道標に寄り集まる、お知らせや注意事項の看板が多いね(^◇^;)

 

登山口からは林道を歩いて、スギ林が道を囲う。

道の奥行きと、直列した木々が先へと誘う。

40分くらいで、見晴茶屋に到着です。
ウッドデッキのあるきれいな小屋です。

山小屋ではなく茶屋。
大倉尾根には茶屋とついた小屋がいくつか点在しているけど、なんでだろう?

見晴って名前の通りに、茶屋からは美しい眺望。

目線に近くて、眩しい朝日が相模湾を照らしています。

見晴茶屋の次は駒止茶屋。

多分、名前のとおり馬の限界ポイント?

営業はしてません。

 

 

しばらくすると、西側の木々の隙間から名峰さまです。

樹林の尾根を抜けると、

気付けば、背後に雄大な世界を背負っています。

 

 

 

花立山荘に着きました。

ここからは空に向かう尾根道!(๑>◡<๑)

振り返れば、眼下に秦野と相模湾の煌めき。

 

花立山荘にお邪魔して、おやつに豚汁(^-^)

温かくて染みる美味しさです。

 

 

尊仏山荘に到着。

丹沢主脈には山小屋が点在していていて、テント場はありませんが、通年営業の小屋が多くあります。

なんとなく、身近な山に感じます。

 

雲が多めながらも、午前中は青空でしたが

塔ノ岳は残念ながら真っ白(⌒-⌒; )

 

 

 

でも、向かう丹沢山方向は青空がすこーし!

ここからの道は、その一歩奥の丹沢へ。

丹沢山の山頂です。

すっかり雲に覆われた道中から、本日はしっとり眺望無しの丹沢山(⌒-⌒; )

広い山頂も人はまばら・・・。

 

立派な一枚板の山頂標は屋根付きで、

立派な御影石の山頂標もあります。

 

 

小さな石仏様と、

小さな狛犬さんに見守られる

足元のお地蔵ちゃん??が可愛すぎる(≧∀≦)

 

 

ピストンの戻り道。

冬枯れの主脈稜線には、粉雪が舞う。

 

この稜線の道こそが丹沢らしいと思う・・。

午後、お昼を過ぎた塔ノ岳に戻ってきました。

お昼は沢山の人が居たけど、
もう誰も居ません。

 

 

 

また、ほんの少しだけ西の山を見せてくれた、静かな塔ノ岳と

石仏と粉雪が、心を洗う。

 

番最初に、登山らしい山登りをしたのが丹沢山でした。

登山の事をちゃんと知りたくて、神奈川県の初級者向けトレッキングツアーに参加。

今回と同じ道を、一泊二日。

みやま山荘が初めての山小屋経験でした。

それから丹沢山地には何度も来て、大倉尾根も何回か歩きました。

とにかく、ひたすら登りたい気持ちになった時、”バカ尾根”は具合が良い。

夏の丹沢は、やっぱり笑える苦い経験があるから倦厭しちゃうけど、

大汗かいてバカ尾根をバカみたいに登るのも良い。

もちろん春も、秋も、この冬も、言わなくてもわかるでしょw?ってやつ。

それに、遠くから見える丹沢は、あぁ丹沢だなぁ・・って、それだけで一杯になる。

思い出の山ってのは、良いものですね(^-^)