まだら模様広い裾野。
残雪と春霞の伊吹山へ行きました!
伊吹山は、滋賀県と岐阜県の県境にあるお山です。
山頂部は滋賀県にあって、標高1,377m。
すぐお隣には日本一の琵琶湖が広がっています。
日本の神話で有名人のヤマトタケル君が、この山の神様と対決したという、神話があるそうで、山頂にはタケルくんの石像が立っています。
神話も壮大な感じですが、雪の深さも壮大な記録保持者。
積雪量11m 82cmをっていう世界一の積雪記録!
マジですか。
しかもまだこの記録は破られていないっていう(^◇^;)
そんな凄い記録保持者(山)の、春溶け雪の上を歩いて来ました(๑>◡<๑)
mataTabi
2017年4月初頭 行き先は伊吹山。
登山口近くには、
民間駐車場多くあります。
利用した高橋さんちから見上げる
伊吹山。
登山口の横にある三之宮神社で
お参りをして
立派なゲートがある登山口へ。
百名山推しですw
登山口の舗装路から、
登り始めは植林の林へ。
エグれて石が剥き出しになった登山道。
長年、多くのハイカーが利用して来た道。
ヤマネコノメソウが咲いています。
春、湿った場所で咲く花です。
フリルのような葉っぱが可愛い(*’▽’*)
1合目のスキー場から
伊吹山を望みます。
スキー場跡のなだらかな斜面を抜けて行きます。
もう、観光ゴンドラも廃業して
施設だけが寂しげに立っている。
ファミリーゲレンデだったのかな?
広くて良い眺め
5合目まで
登山道はスキー場の中を上がって行きます。
まだ3合目付近く。遠くに鈴鹿山脈の御在所岳が見えます。
向かう伊吹山の全景が素晴らしい。
立派な3合目公衆トイレ。
でも休止中でした〜。
5合目までは、広い枯れ草の裾野をゆるゆると・・
5合目です。だいぶ詰めて来ました。
旧スキー場リフトトップになる感じです。
標高は880m、山頂まで2.4キロと道標看板に書いてあります。
6合目です。
5合目すぐから、残雪の道になって来ました。
スキー場も、麓の街も一望できます。
こんなマダラな模様のすぐ先に
街がある。
すごく変な不思議な眺め・・
8合目の看板です。
向こうには山頂が見えます。
あのコルが山頂への稜線。
すぐ横には直登な冬道です。
ツボ足なので、
夏道じゃなかったら、引き返してます
(^◇^;)
結構な斜度ですが、
もうあと少し!
冬道と合流場所から見下ろせば、クラクラする眺め!
これ、スキーで滑ったらメチャ楽しそう(๑>◡<๑)
稜線に出ました。
山頂遊歩道の案内板
山頂は広い雪原です!(≧∀≦)
山頂山小屋は埋まってます(^◇^;)
山頂です!日本武尊の石像も建っています。
大正元年から立って、近年の伊吹山の出来事を見守るタケちゃん。
世界一の積雪やスキー場の閉鎖や・・栄枯盛衰、諸行無常。
山頂からは、能郷白山とさらに遠くに白山も!!(≧∀≦)
お腹すいた〜(^^;;
白山を眺めながら、
のんびりとランチです。
足も伸ばしてダラダラ
まったり(´∀`)
お腹いっぱいになったので、食後に山頂を散歩します。
弥勒菩薩様と山々
山頂小屋の玄関側には雪はありません。
お昼に近くなって、琵琶湖も更に霞んできた。
小一時間山頂でまったりしたので、そろそろ下山します。
春霞の御在所岳。鈴鹿山脈は行ったことないから、いつか行きたいです!
下山道は、春の小川と雪ロード。
うりゃうりゃあ!と小走りにw
5合目まで降って振り返る。
少し荒涼とした雰囲気の、広い裾野が寂しげ・・
バイバイ、またね。
そんなもの若い頃に興味あるわけもなく、初めましてな場所。
道路事情も格段に良くなったようで、あっという間に着いた登山口。
道路に飛び出すように車を先導に出る勇者、髙橋さんちに駐車させてもらいました。単独峰なだけに、タイトながらも裾野が広く感じる伊吹山。
3合目からはドンと眼中に全容を見せてくれます。5合の小屋からは、顔を上げれば視界は、いつも伊吹山(^◇^;)
もう山と一対一なガチ感…w。
ぐずぐずと腐った雪は、時々踏み抜きの落とし穴です。
特に下りは勢いも付いているので、数回はまりました(^^;;
8合目からの直登冬道は雪も溶けて、夏道の出現により歩かずに済みやれやれ・・。
だって、ま横からの斜度は35度は超えていそうな。
そして乗り上げた山頂は、驚きの広~い雪原!
遠くに霞み、白山が見えたのには感動しました。
飽きた頃にその場所を後にできる、自分だけの配分。
雪解けは、きっとすぐに進んで、花の咲き乱れる裾野の道になる。これからはグリーンシーズンの幕開けです。