北アルプスの表銀座と裏銀座の、
その間に流れる高瀬川上流。
そこは湯俣川と水俣川の交わって高瀬川になる、
川の名前が変わる場所。
山側からも街側からも、歩いてしか辿り着けないところ。
そこに、湯俣温泉があります。
噴湯丘の野湯
長い長い(大事なので2回言いますw)アプローチの先にある”湯俣温泉”。
①高瀬ダムから2〜3時間歩く
②北アルプスのどっかの登山口から(数日)+裏銀座の竹村新道で3時間弱歩く…(^0^;)
今回は②からの訪問ですw
You Did it!! うん(T-T) わたし頑張ったよ〜
湯俣温泉青嵐荘は”山小屋”でもあります。
温泉目的で訪れるには少しばかり手強い感じはしますが、青嵐荘の雰囲気は、山小屋とも違って温泉宿とも違って、面白い。
立ち寄り湯では難易度が高いので、お泊まりが良いでしょう。
先ずは背負ってきたマイテントを設営(あ、その前に缶ビール)します。
水はけの良い砂地のテント場で、それぞれにくつろいでいます。
その前の「先ずは」ですw
私も大好き!赤星は(^^)/
スタッフこだわりのセレクトとか。
青嵐荘につながって温泉棟があります。
小さな脱衣場はプレハブ感覚の薄い壁で、土間と男女別に分かれています。
源泉掛け流しの、翡翠色のお湯。
浴槽は、この内湯のみになります。
手作り感ある岩とタイルの、懐かしい感じのする浴槽です。
泉質 | 単純硫黄泉(硫化水素型) |
---|---|
効能 | 皮膚病、湿疹、美肌作用、リウマチ、慢性鼻喉炎、金属中毒、薬物中毒など |
硫黄の香りと白濁したお湯は、温泉らしいまさに温泉な感じで色々と身体に効きそう。
酸性で肌にまとわりつく感じで、気持ちいいです。
もうひとつ、歩いて15分の湯俣川沿いにある源泉と噴湯丘へ行ってみました。
吊り橋を渡って対岸を右に向かいます。
川の水が、不思議なラムネ色をしてる…。
噴湯丘へ、
しばらくは整備された道を進みます。
堰堤の向こうは湯俣川と水俣川
水俣川の傾きまくってる吊り橋を渡ります(^_^;
源泉が川に流れ出して、湯気が立ち上る河原に来ました。
川の水と温度を合わせて、入浴している方がいます。
まさに露天温泉!です。
硫黄泉の成分で、黒い川…!(゚o゚; ぷくぷくと泡が湧き出ています。
噴湯丘へは更にちょと先へ。
水の中を歩き進む場所もあって、ちょっと大変です。
対岸に、不思議なドーム型の噴湯丘が見えました!
湯気ももくもくと上がっています。
近くへは川を渡らないとならないので、ここから見学。
むりやりなズーム。
なんだか、ウルトラマンに出てきそうな
円谷なデザイン…
水着もってないので、足湯を楽しみました。
青嵐荘お食事はは、テント泊の人も利用が出来ます。
まるで温泉旅館のような、上品なお鍋
信州の純米吟醸は、枡にあふれるから
口を寄せます(^o^)
もちろん、周囲は山の奥の、奥の、大自然!
野口五郎岳山頂
槍ヶ岳(西鎌尾根、北鎌尾根)
数ある秘湯の中でも、湯俣温泉は特別に秘湯感が高いと思います。
決して山小屋では無い温泉宿は、おもてなしと人情がかおる温泉。
雄大な北アルプスと火山のエネルギーを、少しだけ身近に味わえる温泉。
大自然とお湯に浸かる。
次回は水着も持参で行きたいですね。