いっぱいのお花
梅雨と夏の間の
緑と残雪の白山へ行きました!
白山は、富山県、石川県、福井県、岐阜県の
4県にまたがって広がる、お花と信仰のお山。
日本三名山の一つで、地元の人々にとても愛されてる名峰です。
山頂の御前峰は2,702m。活火山の山頂には美しい火口湖もあります。
花と、緑と、雪と、大地の、自然の芸術がいっぱいの白山!
初めての白山へ、仲間たちと一緒に歩いて来ました(๑>◡<๑)
猫にまたたび人に山旅(≧∀≦)
2017年7月 行き先は白山。
梅雨明け間近な7月の中頃です。
初めての白山。
やっと来れましたよ!
砂防新道を歩きます。
早速美しいお花(๑>◡<๑)
眼下には、巨大な砂防ダムの滝。
映画に出て来そうな古代遺跡な雰囲気w
標高差が凄いです。
樹林帯の木々の間から見えて来た
緑の別山。
見上げる方は観光新道の尾根
足元には白山のお花
シオガマでしょうか。
ゴゼンタチバナは
御前峰からのお名前かなぁ。
樹林を抜け始めて、緑が燃えている別山の山並み。
ニッコウキスゲの黄色
手を差し伸べるように花開いてます。
ベニバナイチゴ
はっとするような紫紅色が素敵ですね。
飯豊山で教えてもらった写真の撮り方は、手前にお花で背景に雄大な山。
向こうに南竜山荘の赤い屋根が見えて来ました。
残雪の万才谷を越えて行きます。
万才谷の上の方には雪渓があります。
ダイモンジソウ
雪解けを待っていた花たちが可憐です。
伸びやかな木道と小川と・・、初夏の風景です。
そして!ハクサンコザクラ!(๑>◡<๑)
白山のハクサンコザクラ! この子に会いに来ました!かわいい♡
雪渓を通り抜けて、南竜ヶ馬場へ到着です。
みんなでテント設営! 仕込み感満載のoxtosテント村ですw
テントを設営し、アタックザックで山頂へアタックです。
お花のエコーラインから
早速、チングルマのご挨拶(^-^)
ハクサンコザクラのお花畑♡
山へ、空へ、向かう木道
イワギキョウ
室堂に着きました。立派なビジターセンター!
ビジターセンターすぐ。キンボウゲに彩られた池塘が、空を写しています。
室堂の鳥居をくぐって山頂へ。
室堂平を山頂へ向かいます。
コイワカガミ
いたる所に、たくさん咲いていました。
センタースタッフさんも驚いていた
クロユリの群生がありました。
かっこいいお花!
ハクサンフウロ
白山の名前がついてますね。
ビジターセンターを振り返ります。
程なく、山頂に到着です。
大勢の登山客でごった返した山頂標
順番を待って写真を撮ります。
山頂からは、剣ヶ峰と濃紺の火口湖
お鉢めぐりの道が続いているけど、今回はピストンでテントに帰ります。
山頂からの遠望は、難しかったけど
沸き立つ雲が大きくて眩しい。
ビジターセンターに戻り、
テントまで待ちきれず
記念延命水でプレ乾杯!(^-^)
折角なので、テント場へは
十二曲がりを通って行くことにしました。
まずは五葉坂のたおやかな木道を歩きます。
分岐の黒ボコ岩はすっかりガスの中。
十二曲がりのお花畑も・・
多分ガスですよね(^◇^;)
本物の延命水がありました!
とても美味しいお水(๑>◡<๑)
先ほどの延命水に負けていませんw
豊かな水の恵みには
美しいお花畑がセットです
ミヤマキンバイが沢沿いを埋めています
エリザベスカラーを着けたみたいな
キヌガサソウ
サンカヨウも咲いてます。
花びらが微かに透けて
白いシフォン生地のよう・・
テントに帰りました。
気持ち良い夕暮れのテント村です。
シェフの焼いたステーキを赤ワインで!
(๑>◡<๑)幸せ〜!
素敵な仲間たちと、夜の宴。
テント村の夜は深けて行く・・
お花の山 「白山」
ずっと、山開き頃に花開く”ハクサンゴザクラ”に会いたい…と思っていました。
夏山はじめ。
登山口。歩きやすい歩幅段差と、公園の道みたいな登山道からのスタート。
はじめはポツポツと馴染みの花々が顔見せます。
そして南竜に向かう南竜道、エコーラインの花々は溢れる様。
溢れる花々に迎えられてしまう。
ハッとしたのは、やはり小さくて冴えたピンクの深いハクサンゴザクラ。
そしてクロユリ。
ひとことカッコ良い。
そして、コバイケイソウ、キンポウゲ、ミヤマキンバイ、ゴゼンタチバナ、ハクサンチドリ、ハクサンフウロ、キヌガサソウ、チングルマ、イワギキョウ、etc…
夏の友達みんなに元気だった?と会えた感じでした。
白山は広いです。
広くて、あっちにもコッチにも行きたくなる。
みんな、そう思うから山頂への沢山の道があるんだろうな。
で、地元の人にずーっと愛されてる山なんだなぁ。
歩けば、山への愛がわかる山って、とても素敵で凄い。
山の呼び名の表現で、例えば”黒岳”とかあるけど、
”白岳”じゃなくて、”ハクサン”でよかった。
美しい響きの名前がする山は、とても好ましくて、
本当に名前にように美しいから、余計に好き。
白山を訪れてみて、思い出し、愛を込めて”ハクサン”の名前を呼べます。