ライブカメラで紅葉チェック。
見頃を期待して向かったけれど、
空が凄すぎた!
秋の大山へ行きました!
大山は鳥取県にある、標高1,729mのお山です。
中国山地の北の外れにポツンと聳える独立峰の火山のお山は、
美しい姿の郷土富士で、中国地方のシンボル的な存在。
たおやかな面と、荒々しい面と、
見る方向から違う姿を見せる山容が、面白いですよね。
この富士山みたいに端正な山に、いくつもの峰が存在するなんて不思議。
登るもヨシ!見るもヨシ!そんな鳥取県の大山へ行って来ました!(๑>◡<๑)
猫にまたたび人に山旅(≧∀≦)
2021年11月初め 行き先は大山。
大山の登山ルートは、どの道も日帰りのみの行程です。
今回は最もポピュラーで歩きやすい夏道登山道で歩きます。
参詣道を通って、歩きはじめた大山の森はすっかり秋色。
西日本最大級のブナ林がどこまでも視界を覆って、隙間もないほど。
青空に、盛りを迎えた紅葉に、気持ちの良い朝の登山道。
ブナの黄葉。
光合成の夏が終わって、残った色素の黄色。
整備の行き届いた、木道の階段。
木道は、1合目から5合目まで続きます。
5合目手前の1200mポイントの看板。
ちょっとずつ強くなり始める登り道は、丸太が積まれているみたい(^◇^;)
木々の隙間から、
大山の町と日本海がチラリ
6号目に着きました。避難小屋があって小休憩します。
剣ヶ峰から朝日が登って、すごく眩しい朝日!
大山の北壁、屏風岩が一望です(*≧∀≦*)!
6号目から道は森を抜けて、
登りは急になってきます。
8号目の手前からはもう、この眺望!
歩いてきた尾根の登山道が黄葉の中に見えて、
登山口駐車場とスキー場の向こうには日本海の青!
真横には、崩落で荒々しい崖になっている、屏風岩が近くに見えてきます。
北壁の崖の下の元谷を囲むように、宝珠山の尾根がブナの紅葉に覆われています。
あっという間に頂上の避難小屋です(^◇^;)
まだ、新しい感じの、頂上の立派なプレート。
弥山の三角点は立ち入り禁止の先にあります。
最高峰は剣ヶ峰の1,729mですが、この弥山頂上が、実際に立てる大山の山頂。
背伸びをして、カメラを高く上げて、立ち入り禁止の向こう側を覗きます。
弥山の山頂と、先には剣ヶ峰の切り立った山頂。
行くことのない場所を見納めて、来た道を地上へ降りて行きます。
下りも優しい道は、あっという間に町に下ろしてくれました。
駐車場のある川の橋から、紅葉に縁どられた大山。
しかしまだ、お昼〜(^_^;)
参道で、お団子いただきましたw
ふわふわと、美しい空を歩きながら、空を見上げて、町を眺めて、海を眺めて、
空に誘われるままに、上へと登っていました。
飛行機の窓から、とてもよく目立って見えたあの山は、大山以外に無いでしょう。
そのくらいに、ポツンと独立峰。
それは孤高の山?くらいにカッコいい山容を二面も持っていて、
すごく厳しい山なの?ってイメージしそうになるけど、
実はとても優しくて親しみに溢れた、他に多くの面を持っている山に感じました。
夏道の丸太の階段。
あんなに長く長く続いている登山道を、見たことはありません。
見上げた丸太の積み重なるラインは、新しい山の景観に思えました。
人と、山が、繋がる道だなって感じました。
春夏秋冬、全ての季節が美しく、住む人たちに親しまれている山。
山の裾野を覆うブナの黄葉の特別な美しさと、
解放された空を訪ねて、再訪したい。