地上から2時間のスキーパーク!
春のスノーリゾート空間へ
千畳敷カール木曽駒ヶ岳へ行きました!
木曽駒ヶ岳は標高2,956m。中央アルプスの最高峰のお山です。
日本最高所に駅がある駒ヶ岳ロープウェイを使って、千畳敷カール(2,650m)までは年間を通して上がることが出来ます。
秋の千畳敷カールは、観光でも有名な景勝地のひとつですね。
残雪期の4月から5月の1ヶ月間のみ、千畳敷に春スキー場がオープンします。
そしてバックカントリーも、いくつかのルートがある天空のスノーリゾート!
登山+バックカントリーで、春の天空スノーリゾートを遊んできました(๑>◡<๑)
猫にまたたび人に山旅(≧∀≦)
2018年5月 行き先は木曽駒ヶ岳。
新緑の美しい5月ですw
木曽駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅から
1000メートルほどを、一気に標高お買い上げですw
RWの窓から見えてきたのは
伊那前岳の稜線でしょうか。
残雪に青空!
最高なお天気です(^O^)
あっという間に千畳敷に到着です。
登山者たちの蟻の行列(^◇^;)
点になって向かっている八丁坂へ、
同じく歩いていきます。
初めてのシートラスタイルです!
右手に目を向けると、
最後にスキーで滑り降りる予定の
伊那前岳手前の斜面。
エグい感じ・・
八丁坂を登ります。
途中のオットセイ岩です。
だいぶ登って来ました。
見下ろすと、かなりの傾斜度に驚きます(^_^;)
乗越浄土に上がりました。振り返れば南アルプスと富士山の眺望!
下からまだ2時間しか経ってないのに、
なんでこんな場所に立って居るんだ?
と我に帰るw
続いて、中岳へ向けて歩きます。
中岳に着きました。
ここにスキー板をデポって山頂へ向かいます。
向こうには御嶽山が
白い方舟のように浮かんでいます。
振り返ると、怪しい雲と
反対側からの伊那前岳です。
向かう先、駒ヶ岳頂上山荘が雪に埋もれています。
駒ヶ岳の山頂で唯一、テント場がありますが、すっかり雪の下に埋もれてますね。
ここは夏はお勧めできる、素晴らしいテント場。
広いけれど、木曽駒ヶ岳はすぐ向こうです。
木曽駒ヶ岳山頂に到着!
山頂には駒ヶ岳神社があります。
駒ヶ岳神社には伊那と木曽、二つのお社があります。
彼方に御嶽山
更なる彼方には、北アルプスの山並み
乗鞍岳から白馬まで一望できます!(*’▽’*)
山頂で、カップラランチです!
山のカップラは、めちゃ美味しいんです(´∀`)
お腹いっぱい〜w!
さて、山頂でのんびり過ごした後は、
中岳に戻って、スキー遊びの準備です
中岳の斜面を滑り降ります。
本当は黒川2,500m付近まで降りたかったのですが、
山頂でのんびりしすぎたので少しだけ(^_^;)
一瞬の滑走でしたが、楽しい!
そして、ヒイヒイ頂上山荘の方へ登り返して
乗越浄土の分岐へ向かいます。
振り返って、滑走した中岳の斜面
乗越浄土に戻って来ました。
乗越の伊那前岳寄りのから
千畳敷を見下ろします。
振り返って、中岳と奥に木曽駒ヶ岳。
中岳の斜面に、いくつものシュプール。
滑り込む予定だった黒川源頭カールへは、
次回は降りて行ってみたいです。
どんどん、空が晴れてい来ます!
そして、伊那前岳への稜線を少し進み
ドロップポイントへ。
ドロップポイントの斜面です。 結構エグい斜度・・・
振り返れば空木岳を一望です! o(≧▽≦)o
そして、眼下の千畳敷カール底へ滑り込みます。
こんな場所からスキーする日が来るとは。
なんか、バンジージャンプ挑戦な気分です(^_^;)
横並びに宝剣岳の岩陵が、迫力あります!
覚悟を決めて、ドロップ開始で〜す。
振り返って、青空と雪面に新緑のブッシュ
滑り出しをなんとかこなして
テンション上がり気味ポーズ!(^O^)
先の狭まった茂みを抜け降りて
千畳敷カールの方へ滑り込んでいきます。
茂みの間を抜けて滑ります。
滑り降りてきた斜面を見上げます。
夢中だったけれど、楽しくて
あっという間だった。
さっきまで横にあった宝剣岳が、こちらを見下ろしています。
斜めにトラバースしながらカールへ向けて滑ります。
まるでサーフィンの波に乗ってるみたいなビッグウェーブw
上では、遭対協が訓練をしていました。
あとは千畳敷カールの底を通って戻ります。
千畳敷カール底に戻って来ました。
Tバーリフトの先にある、正面のイケ岩は
サギダルの頭?
折角だからスキー場を一回だけ滑ることにしました。
初めてのTバーリフト(^O^)
TシャツでTバーで、TTですw
最後に、千畳敷カールを見渡します。天上のスキー天国!
丸一日、たくさん遊びました!!
今季のスキーは終わったつもりでいたんですが、
木曽駒ヶ岳の春スキーに来ちゃいました。
夏には何度か遊びに来ていて、
お手軽アクセスが良く、頂上山荘のテン場が素晴らしく良いのです。
当日、菅ノ台から乗り継ぎ、ロープウェイで着いた千畳敷は、まるでリゾート。
下界は夏日だったから、余計にすくい取られた感じの別世界の様でした。
八丁坂は、大勢の登山客で渋滞気味。
かなりの急登を初めてのシートラで這い上がりながら、
誰か転んだらやっぱ連鎖なのかなぁと想像したり(^◇^;)
乗越へ上がってから駒ヶ岳までは素晴らしく、空は贅沢なまでに晴れてくれて、
ぐるっと360度見渡せる世界は、なんとも超爽快♪
山頂ではノンビリ時間を過ごし、リゾートな感じ?で満喫しましたw
さてさて。
下山のスキーですが、朝は雪も固まっていてガリって音がしていましたが、
山頂でのんびりと過ごしたおかげか、すっかりザラメにホイップされている風。
出だしビビりつつも、行けそうかな?と確信してからはヒャッホーです!!
シートラで、歩いて降りずに済んで良かったw
技術も根性もなく、現場でどうするのか、毎回行き当たりバッタリ。
自分で現場を確かめた上で、どうにか信じて、今回もトライして来ました。
この今季の〆に相応しい今回のお山。
スリルと、笑いと、挑戦と、
遊んだー!って心から思えた、色々大満足な1日でした!
しかし、〆BCの装備が、今季の中で1番に重かったっていう…(^◇^;)