のびやかな木道を歩いて
大きなお山の小さな場所へ
最短天上お散歩しに吾妻山へ行きました!
山形県と福島県の県境にある西吾妻山は、吾妻山の最高峰のお山で、標高2,035m。
広大な吾妻山連峰をつまみ食いみたいに、ちょっぴり歩ける今回のコース。
天元台ロープウェイと、リフトを乗り継ぎ、一気に1,810m!
美味しいところを味見しに来たみたいな、西吾妻山へ行って来ました!(๑>◡<๑)
猫にまたたび人に山旅(≧∀≦)
2021年8月 行き先は西吾妻山。
天元台高原ロープウェイの湯元駅から
標高を購入して、一気に上がりますよー!
RWの車窓からは、空と緑が
暑いよ〜!夏だよ〜!(≧∀≦)
さあ、どんどん乗り継いで。
リフトも楽ちん
気持ちいいですねぇw
振り返って、リフト乗り場と
もう遠い下界です。
リフトを降りて、トレッキングコースへ
入り口には、すっかり年期の入った案内看板。
多くのハイカーがこの看板を見て、コースへ入っていったんだろうな。
花の名前の立て看板もあります。
サンカヨウの株が、ちょいと心配になる位置ではありますが・・(^◇^;)
整備の思入れが、伺えます。
そのサンカヨウの若株です。
柔らかな若葉はこれから伸びて、
花弁も生まれたての赤ちゃん。
ショウジョウバカマも咲いていました。
紫ピンクの花びらが夏の花火みたい・・
小さな小さな花も夏を浴びてます。
シロバナノヘビイチゴかな?
リフト終点の北望台から樹林を抜ける
そして、広がる西吾妻山への眺望!
西吾妻山が青みがかって、差し色に残雪の白が爽やか。
かもしか展望台から先。
木道が真っ直ぐ分岐の方へ
素晴らしいグラデーションの世界
生成り色の枯れ草から、萌黄色のハイマツ。
中腹の雪とエメラルドグリーンが涼しげで、
夏の濃い緑色の山頂へ、先の青空へ・・・
中大巓(ナカダイテン)の分岐から”大凹”と書いてオオクボと、地図にある
地名は難解だけども、道は明瞭♪(´ε` )
飛石みたいに置かれた木道
けんぱっ!て感じにヒョイって渡る(^_-)
振り返り、歩いて来た石畳の道。
池塘の水が、空を切り取って青い。
梵天岩をロックオン!
梵天岩へ抜ける茂みに入り、振り返ります。
山桜がひっそりと咲いていましたよ(´∀`)
広い場所に
天狗岩と、吾妻神社のお社。
岩が地面を覆い広がっています。
ピークハントまで、あと少し。
いよいよですよー!!
そして、到着した西吾妻山の山頂です!!
え?・・・どこ、どこに?(・Д・)
って、こんな感じで、森の中に突然現れます。
あまりにも地味加減がすごいですー!(^◇^;)
途中の道標かと思って、寄ってみたら山頂だった件www
壮大なギャップ萌え〜!!(≧∀≦)
あっという間の天上ハイキング。
下山にも、もちろん使うロープウェイ駅の横に
天元台神社という名の小さな神社がありました。
鈴のような馬酔木の花が満開
りんりんと神社の鈴を鳴らし、
楽しかった今日のお礼をしました。
以前、
安達太良山から見えた吾妻山は、ほとんど安達太良山と繋がっている様に見えました。
ただ、遠いなぁ・・と。
そして、でっかいなぁー・・と。
なんとなく大きすぎて、横たわる感じが、
手に負えないような?大きい物体のイメージになっていた吾妻山。
だから今回の、行ったの?みたいな最短ショートコースには、
ふわっとした物がなくて、真っ直ぐに山頂を狙いに行けた。
・・・と、思ったw
近くの安達太良山も、ついでに磐梯山も、山頂は山頂らしくて、
あー山頂に着いた!ってご褒美感があるけど、
この西吾妻山の山頂は、ひと味違うw
山頂だからナニ? なんの用事でここまで来ちゃったの?
って、言われたみたいに、やっぱり掴みどころがない山だった。
思うに、この山は吾妻山という、広大な一つのシアターで、
私はたったひとつまみ観ただけで、何となく観た気・・・。
これは、あんまりにも失礼で、続きが気になるヤツ。
もう一度、地図を見ながら、歩き方を計画しなければねw