花崗岩は水の惑星の特産品だそうで
その岩で出来てる山は
森と巨石が一つになっていました。
ジオラマみたいな紅葉の瑞牆山へ行きました。
瑞牆山は、奥秩父山系の西の端っこで、山梨県にある標高2,230mのお山。
山の全体が花崗岩で出来ていて、不思議な巨石が天を指すように聳えています。
水の惑星が作った花崗岩は、大地を覆い、ついでに大きな岩山も造る。
ニョキニョキ生えた岩と、紅葉の盛りを迎えた華やかな森。
晴天でめちゃくちゃ賑わっている瑞牆山を歩いて来ました!(๑>◡<๑)
猫にまたたび人に山旅(≧∀≦)
2020年10月の終わり 行き先は瑞牆山。
さて。
登山口の瑞牆山荘から、
白樺やミズナラの森を歩き始めます。
でも、里宮平の緩やかな森は
林道から急坂(^◇^;)
そして、急坂を登った尾根からの、いきなりの瑞牆山〜!(≧∀≦)
ここで、もう十分に堪能じゃないw?
いやいや、これからお邪魔する瑞牆山にご挨拶ですよー!
尾根道は、紅葉のミズナラ林を20分くらいで富士見平小屋へ。
富士見平小屋に到着です。
すでに、大勢のハイカーさん達で賑わっています!
紅葉シーズンの週末だけあって、
富士見平のテント場は大賑わいです。
カラマツやミズナラの林の中で、
気持ち良さそうなテント場です。
富士見平小屋の左手から、
瑞牆山へ向かう登山道があります。
美味しいお水を飲んで出発〜!
ヤナギ坂の登りから、
天鳥川へ下って来ました。
森の中を抜けて、明るい天鳥川の川原。
川を渡ると、岩道の登りが始まります。
先ずは、大きな岩の横に取り付けられた階段を
上がっていきますよ。
大きくて立派な岩だなぁ・・
岩肌から見上げる空。
まるで、
巨石から木々が生えているみたい。
岩ガレの登山道には、
あちこちに大きな岩があります。
岩の隙間を、木々達が器用に根を張って伸びている。
岩の隙間の森にも、
ちゃんと可愛らしい苔玉(´∀`)
大ヤスリ岩の頭が見えてきます。
山頂へはこの岩の右側を通って進みます。
でも、大渋滞の登山道を、順番を待ちながら・・です(^◇^;)
大ヤスリ岩を下から見上げます。
再び森を、今度は右に回り込んで進みます。
大岩をロープで上がったら、山頂の入り口。
そして到着した瑞牆山の山頂。
そこは、渋滞すぎる山頂・・・(⌒-⌒; )
入場規制が必要な感じです〜!
こんなに混んでいる山頂は初めてですよ!
( ゚д゚)
でも、山頂からの眺望は最高です!
東側には、巨石がモコモコと森の緑から生えてるみたい。
西には八ヶ岳が広がる
山頂の方位版には、名峰がグルっと瑞牆山を囲っています。
そして目前の名峰、金峰山。
ぽっちりと五丈岩がアンテナみたい。
お祭りみたいな山頂を後に、降り道も入れ替わりの順番待ちをしながら歩きます。
渋滞でも、のんびりと。
行きに寄らなかった富士見小屋を覗いてみます。
午後の日差しの紅葉を浴びながら
紅葉に輝く、光の道を歩いて帰る。
午後の顔になった瑞牆山に見送られて、登山口へ降りましょう。
こんなに混み合ったお山は初体験でしたw。
紅葉見頃の週末の瑞牆山は、まぁなんて賑やかでしょう。
色々に人気スポットなお山の理由はあるけれど、秋は特別。
美しい岩山はそれだけでも美しい姿なのに、
そこに色とりどりの紅葉が花を添えるように山を縁取って、映える。
山にとっては、生き物達が、いつもより多めに動き回っているだけの事だろうけど、
毎年毎年、私たちは飽きもせずに群がる。
瑞牆山の不思議な山容が魅力なのは、巨石の迫力が圧倒的で、
大地のすごい力とか、大きさとか感じられるからなのかも。
岩や山っていう、概ね不動なハードウェアに、
ソフト的な生き物の私の営みが、小さすぎて嬉しくなる。
小さな自分が、岩と山と一瞬の時間でも隣同士になれて、嬉しくなる。