鈴鹿山脈の朝明渓谷。
釈迦ヶ岳の麓には、お休みの日にしか入れない温泉がありました。
その名も「三休の湯」
土日祝オープンな、そのまんまのネーミング?w。
手作り感あふれる、素朴でお洒落な温泉です。
三休の湯 浴槽
朝明渓谷の休日は、川遊びやキャンプや登山に賑わっています。
その朝明川の朝明渓谷線沿いにある、ちょっと変わった温泉に行ってきました。
すっきりした山荘の様な建物に、ヒマラヤなイメージのあるお洒落な異国感カフェがあり、そのカフェと併設されているのが「三休の湯」です。
何となく、”温泉に併設されているのがカフェ”なのでは・・・と感じますが、こちらのカフェ&温泉はカフェが開いていても、温泉は休みの日のみ営業。
受付カウンター
女湯入り口のれん
さて、中へ入りましょう!(^o^)
脱衣場はシンプルで、100円リターン式のコインロッカー。
奥に浴室への入り口があり、テラスの換気窓が季節を見せてくれます。
浴槽に入ると、タイル張りの浴槽がひとつ、内湯のみになります。
懐かしいイメージのレトロなポンプが目を引きます。
洗い場にはシャワーのないカラン。置きやすい石台に湯桶を置いて洗います。
他にも、浴室の入りすぐに、立って利用するシャワーブースがひとつあります。
シャンプーとボディソープにトリートメントがありました。
放射能泉は、ラジウム泉とも呼ばれ、人体に良い影響を与える刺激の少ないお湯です。
無色透明でさらりとした感じがあります。
弱アルカリ性で程よく加温された冷鉱泉は、気持ちのよい美肌の湯に感じました。
泉質 | 単純弱放射能泉 (低張性弱アルカリ性冷鉱泉) |
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成分 | ・溶存物質 0.80/kg ・ラドン含有量 Rn57.8 ・pH値 7.6 |
源泉/湯量 | ・源泉温度 14.6℃ ・湧出量 10L/分 |
効能 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・ うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・ 疲労回復・健康増進・痛風・動脈硬化症・高血圧症・ 慢性皮膚病・慢性婦人病 |
三休の湯。カフェは主に月〜水曜日は休業で、木曜日から週末にかけて開いている、オーナーのこだわりを感じる施設です。
手ぬぐいじゃなくてタオルなのが温泉ならでは、ですね。
そして、三休の湯の周りには美しい自然。
中尾根登山道
庵座谷の沢
庵座の大滝
お洒落な感性とこだわりのセンスに、ちょっと不思議な温泉に感じた、三休の湯。
お湯を目指すのではなく、まさに”お休み”に、ふらっと訪れるのがちょうど良い秘湯だと思いました。
でも三休の湯って、実は週休3日って意味なのかな?w(^◇^;)