奥祖谷の二重かずら橋
岩戸温泉は、つるぎ山系のやさしい温泉。
川沿いの一軒宿の温泉は、
剣山登山や観光帰りに立ち寄れる温泉です。
剣山縦走の後、奥祖谷二重かずら橋に寄って、
岩戸温泉にお邪魔しました。
今回は、温泉+観光ですよ!(≧∀≦)
岩戸温泉 浴槽
四国。
徳島県の美馬郡つるぎ町の山間に
岩戸温泉は一軒宿で建っています。
貞光川の清流を見下ろすような高さに浴室が設けられていて、さらりとした温泉の冷ましに、さらりとした川風を浴びる、爽やかな温泉。
2022 10
三嶺山から剣山を1泊2日で縦走してきました。
さてひとっ風呂!
の前に、丸石避難小屋の分岐で下山後に立ち寄ろうと思った、
かずら橋にやって来ましたヨ。
奥祖谷二重かずら橋は、剣山からすぐの位置にあるメジャーな観光地。
剣山観光登山リフトと併せて訪れる人も多いかと思います。
サクッとですが、行ってみましょう!
入り口横に立っている、受付です。こちらで入場料を払って入場します。
ところで、入場料金大人550円ですが、キャンプ場は料金310円。
俄然、キャンプ場に興味が沸いてしまいますね(^_^;
かずら橋への入り口です。
気持ちいい樹林に囲まれた遊歩道を下っていきます。
やがてすぐ橋が見えてきて、見下ろせるポイント。
思っていたより大きいですね!!(O_O)
橋の架かり場につきました。…長い(^_^;)
葛(かずら)です。植物というより、フィクション生物のような塊…。
そして足を踏み入れますよ〜
行きますよ〜
渡りますよ〜・・(早くいけよw)
やばーい!やばーい!やばーい!(大切なので3回いいましたw)
じゃーん!手放し歩き〜(≧∀≦) …高いところが好き説アリw
かずら橋は祖谷に13橋も造られて、古くから生活に利用されていたとの事。
奥祖谷二重かずら橋は現在残っている、2カ所のうちの1橋です。
その昔、戦に敗れて逃げ落ちた平家一族も、かずら橋を利用していたそうです。
野猿という、人が乗り込んでロープをたぐり寄せつつ対岸へ渡る、人力のロープウェイも古くからあって、以前は乗ることも出来たようですが、現在はメンテナンス中ででした。
清流を上から見下ろして、別の意味でもヒンヤリ出来て、楽しかった!
さぁ、縦走の汗とかずら橋の冷や汗を流しに、いざ温泉です(≧∀≦)
かずら橋より、約1時間ほど。県道439号から261号、438号と、通行止め区間などを避けたナビ案内で、岩戸温泉に到着しました。
温泉や郵便局などもあるので、生活に欠かせないバス通りのようです。
バス停向かい、通りに面して「つるぎの宿 岩戸温泉」が建っています。
入り口には、日帰り入浴の営業時間と、鹿の剥製がお出迎え。
入ると、吹き抜けの明るくて広いロビー。立派な宿泊施設ですね。
ロビーの左手に、日帰り入浴の券売機と受付カウンターがあります。
温泉入り口手前には、お食事処もあるようです。
浴室の入り口は、ロビー中央の奥に、男女左右対称に作られている感じですね。
いざ、暖簾をくぐりましょう。
入って、正面に下駄箱があって、左手から脱衣場に入ります。
明るい木調で統一された脱衣場は、簡素で清潔。
成分表の掲示です。
泉質は、温泉法第2条該当泉(総硫黄)と記載されています。
温泉法第二条は簡単に言うと、源泉が25度以上あって、成分物質が基準を満たしていれば温泉。ちなみに25度以下は冷泉になります。
岩戸温泉は、成分物質の総硫黄が基準値を満たしている温泉という事ですね。
ガラスのスライドドアを開けて、浴場へ。
清潔感のある浴室は、脱衣場と同じくシンプルで広すぎず狭すぎず。
右の壁面に洗い場があって、中央より左側に浴槽。
手前に水風呂の浴槽があります。
大きな窓が明るくて緑が美しいですね!
入り口の右横にサウナ室とシャワーブースの配置です。
アメニティはボディソープのみですが、いつも持ち歩いてるから大丈夫w
さっそく、旅の汚れをさっぱりときれいに洗います。
縦走後のシャンプーは2回ルールw
ふわぁ〜……、至福…。
ゆらゆら、さらさら。そしてホッコリとぽかぽか…。
うん、説明になってませんね(^_^;)
無色透明の単純硫黄泉はリラックス効果のある優しい泉質で、赤ちゃんの肌やデリケート肌にも安心な温泉です。
ぽか〜ん…と旅の疲れを癒やしつつ、旅の色々なことを思い返す時間です。
しっかり温まったので、外の風に当たりにテラスへ出ます。
テラスというよりベランダですね(^_^;)
竹のベンチと、きっと夜には小さな灯がともるのでしょう。
そして、ベランダから見下ろす景色は、なんとも美しい清流!
一宇渓谷と言うそうです。
透き通って美しい、透明なブルーグリーンの水流を眺めながら、火照った身体に川の冷気が心地良い…。
湯船へ戻って温まり、また川風を浴びる。
時間を忘れて、いつしか夕暮れ。
さらさらな清流を温泉にしたみたいな、透明で優しいお湯に、心身までも透き通っていくような時間。
たっぷり、癒やしをもらった温泉でした。
泉質 | 単純硫黄化水素泉 PH値7.5 |
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源泉温度/湯量 | 14.8度(源泉)加温後39.5〜41,5度/湧出量記載なし |
効能 | 神経痛、リウマチ、糖尿病、自律神経不安定症、不眠症など |
所在地 | 〒779-4302 美馬郡つるぎ町一宇赤松6-9 |
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料金 | 大人400円 小人(小学生以下)200円 ※4歳以下は無料 |
営業時間 | 11時00分~21時00分 |
アクセス | 徳島自動車道「美馬IC」→国道438号を南へ18km 美馬ICより車で約40分 |
駐車場 | 20台 |
休業日 | 火曜日 |
つるぎ山系のお湯はやさしいお湯と言われています。
どれほどの時間と共に、多くの水を大地に取り込んでいったのでしょうね…。
そんな温泉も、大自然のひとつ…ですね。
四国の豊かな自然や山々は、本当に美しいと思いました。