野口五郎岳ピークから眺望
さて、どちらへ向かおうか・・・。
北アルプスの裏銀座縦走路に立つと目移りしてしまう。
あっちにも歩いて行きたい!
山行予定は提出済だけど、目前に広がる名峰たちを見るとそう思ってしまう。
北アルプスの裏銀座はヤバい道。
2923年9月末 行き先は北アルプスの裏銀座
✿もくじ✿
●day1〜高瀬ダム−烏帽子小屋−烏帽子岳ピストン
☆高瀬ダムトンネル入口からブナ立て尾根
☆烏帽子小屋テント場から烏帽子岳へ
●DAY2〜烏帽子小屋−野口五郎岳−水晶小屋
☆三ツ岳から大展望の縦走路へ
☆野口五郎から真砂岳の道はやっぱり極上
☆東沢乗越の先は厳しすぎる道です(T-T)
☆夕暮れの北アルプスと水晶小屋
●DAY3〜水晶小屋−水晶岳〜赤牛岳ピストン
☆ガス日よりの水晶岳
☆高天原分岐から赤牛岳へ
●DAY4〜水晶小屋−竹村新道にて湯俣〜高瀬ダム
☆雨の下山で真砂岳分岐から南真砂岳
☆南真砂岳から森の湯俣岳へ
☆竹村新道はやっぱりヤバい激下り
☆湯俣山荘から高瀬ダムへの長いロード
●day1〜高瀬ダム−烏帽子小屋−烏帽子岳ピストン
☆高瀬ダムトンネル入口からブナ立て尾根
満車の七倉山荘駐車場からスタートです!
でも休日に入山した人達の車でいっぱいで、下の駐車場へ止めに戻りました
(T-T)
そんな七倉山荘のゲートの先へは、歩くか乗合タクシーにて高瀬ダムへ。
もちろん、タクシー一択です(^_^;)
高瀬ダムの水は明るいエメラルドグリーンで、爽やかな朝。
空も高く、秋の匂い。
ダム湖の湖畔には薄紫色したシオンの花が咲いています。
先に見える小さなトンネルは、山世界への入口。
さぁ、参りましょう!
トンネルを抜ければそこは花崗岩砂の別世界です。
広い河原にかかった吊り橋を渡り、重機整備の入った砂浜を歩いて、高瀬ダム登山口に到着します。
橋を渡り船窪岳稜線を見上げれば、えぐれた崖下の不動沢に向かって、花崗岩を含んだ濁流が流れ込んでいます。
水の力は凄いですね。
高瀬ダム湖のトンネルから、高瀬ダム登山口までは概ね20分くらい。
やっと、山道に入ります。
さっそく、美しいブナの緑に覆い尽くされます。
キツい登りには九十九折りに古い鉄階段が、ブナ立て尾根の急登を手伝ってくれます。
雨上がりの森は、キノコたちが一斉に生え始めていました。
ゴゼンタチバナもあちこちに赤い実を実らせていて、白い花も愛らしいけれどプリッとした赤い実も可愛らしい・・・。
休憩ポイントのごんだ落としも過ぎ、三角点もようやく通過。
ふと見れば、樹林の隙間から表銀座縦走路の稜線に大天井岳と、高瀬川が遙か下に見えます!
登山口から4時間くらいでしょうか、ようやくブナ立尾根も大詰めを迎える高さまで登ってきたようです。
空に抜けだし始めた道には、もう紅葉の木々が混ざっています。
船窪岳への稜線がやっと目線の高さに。
そして船窪岳の向こうに針ノ木岳です!(≧∀≦)
針ノ木岳から蓮華岳と、その手前に北葛岳。
1合目に到着です!
ブナ立尾根には、高瀬ダム登山口12合目から烏帽子小屋0合目まで刻みポイントがあるようで、ようやく1合目まで登ってきましたよ。
ここからは、明日向かう裏銀座縦走路の最初のピークである三ツ岳が見えます。
そして、少し進むと南側の方向には木々の隙間から、餓鬼岳と燕岳。
緑の七倉ダムのむこうには大町が見えます。
この方向からの山々の眺めは、ブナ立尾根を登らなければ見られません。
☆烏帽子小屋テント場から烏帽子岳へ
長く登り続けたブナ立尾根を登り切って、ようやく烏帽子小屋に到着しました!(≧∀≦)
空の青に似合う青いペンキ屋根の向こうには、前烏帽子岳が覗いています。
小屋でテントの受付を済ませ、ご褒美ビール!購入と思ったら売り切れです。もう次週には小屋締めなので荷揚げの補給も終わっていました(T-T)
さて、テン場にあるいて3分くらい。
テントを設営してから烏帽子岳へ向かいます。
今回もシングルウォールテントに前室の付いたPuroMonte*Oxtosのテントです。
広い前室があって、入口側のみフライシートが付けられている様なハイブリッド仕様なので、軽い!
ポールを含めた本体が1.3キロって驚きですね!(≧∀≦)
【ふるさと納税】[R297] PUROMONTE×oxtos 超軽量 シングルウォール アルパインテント 2人用 前室付 OXP-002
明るい午後の日射しですが、往復で1時間半ほどかかるため、少し急がなきゃですね(^0^;)
すぐに樹林を抜ければ、ぱぁっと広い尾根道に躍り出ます!
花崗岩がざれた砂の道はサクサクと白い道。
前烏帽子岳と、白い道の向こうに針ノ木岳が覗いています。
前烏帽子岳から望む烏帽子岳と、その向こうには剱岳、立山、五色ヶ原も美しく並んでいます!(≧∀≦)
南沢岳から船窪岳への道も厳しそうだけれど、いつか歩いてみたいな。
烏帽子岳の山頂は岩山なので、岩の崖を鎖とハーケンの足場を頼りに登ります。
足場も鎖も登りやすい位置に施されているので、気を付ければ難しさはありません。
鎖とハーケン足場を縦に登った後、鎖を頼りに岩肌を横へ回り込み、山頂への岩の隙間を登ったら山頂です。
狭い岩の山頂はネコの額も無くて、山頂というポイントに山頂標が立てられています。
周囲の岩場に腰掛けることも出来ますが、スリルは満点でしょう。
更に高い岩場へ鎖がかかっていたので、登ってみました!
前回訪れたときはガスの中で、一番高い岩場への鎖には気付かなかった。
もちろん、そこからの眺望は見事な展望!
立山の向こうには、妙高山や火打山まで見えました。
南方向は、左から燕岳の表銀座と、明日歩く三ツ岳から遠く青い水晶岳も。
そしてグルリと右手に戻って来るのは明後日向かう赤牛岳です。
烏帽子岳は裏銀座の展望台ですね(^▽^)
夕方、日暮れ前のテント場に戻って来ました。
色とりどりのテントの花。
三ツ岳が夕陽に輝いて、明日の好天を約束しているようです。
●DAY2〜烏帽子小屋−野口五郎岳−水晶小屋
☆三ツ岳から大展望の縦走路へ
朝、少しのんびりした出立です。
早立ちのハイカーたちは夜明け前からテント撤収をして旅立っていき、テント場は旅立ち後の風景。
前回訪れたときは夜明け前の出立だったので、烏帽子小屋のテント場がこんなに広いとは知りませんでした(^0^;)
なんと、表銀座の縦走路を目前に望める上級なテント場ですよ(O_O)
三ツ岳の稜線に取り付きました。
登って行く道は朝日に照らされて、三ツ岳の雄大さを浮かび上がらせています。
朝の歩き始めの輝く道は大好物。
東の空は更に眩しく光の中。
眼下に高瀬ダムと七倉ダム、大町の向こうには美ヶ原から八ヶ岳まで・・・
そして槍ヶ岳が見えてくれば、もう裏銀座縦走路の中に足を踏み入れたのだと感じます。
歩いてきた道を振り返って懐かしむ。
そして行く道を見通せば、この先へと心と足が動き出す。
進むほどに景色は移り変わり、今まで見えていた山も角度を変えて距離を変えていく。
正面に野口五郎への道が見渡せます。
左右には、名だたるアルプスの名峰を道行きの友に歩く。
左手に表銀座と、稜線向こうには青い富士山までも遙かに。
右手は翌日に目指す赤牛岳がド正面に構えてこちらを見ている。
明日は、あそこから今いる場所が見られるのかな。
こんな感覚がまた縦走の醍醐味。
☆野口五郎から真砂岳の道はやっぱり極上
野口五郎小屋に到着。
この日が小屋閉め前日で、スタッフ総出で小屋締めの準備をしつつも、温かくもてなしてくれます。
また次回、また来年って、そんな気持ちになる山小屋の情景。
野口五郎小屋からすぐに、野口五郎岳のピークです。
更に素晴らしい展望の待ち受ける山頂!
野口五郎岳ピークからは遮るものがない360度の展望。
そして野口五郎岳の山頂標の風景は、特にカッコイイと思います(≧∀≦)
さぁ、この道を歩いてもっと奥へ。
もっともっとアルプスの中心へと入り込んで行きましょう。
真砂岳の巻き道を湾曲しながら、東沢谷が終わる渓谷の山肌には、見事な紅葉絨毯が織り込まれています。
紅葉の絨毯の中に、ポツンと五郎池が可愛らしい・・・。
そんな谷を水晶岳がまるで見守るように聳えている。
☆東沢乗越の先は厳しすぎる道です(T-T)
メインデッュの稜線歩きも、東沢乗越で一区切りです。
ここからは、厳しい岩稜帯が待ち受けています。
痩せた細尾根の道は、切れ落ちて迫力ある崖が足元に(@@;)
気を付けて歩きます。
そして、崖の上には宿泊地の水晶小屋が見上げる位置に。
目的地が見えた安堵と、まだ登るの?って思がシンプルに混ざります。
限界を図る自分の身体と心は、いつもせめぎ合い(^_^;)
☆夕暮れの北アルプスと水晶小屋
今夜と明日の宿、水晶小屋に到着です!
なんと厳しい場所に立つ山小屋でしょうか。
靴紐をようやく解き、夕暮れのアルプスを酒のつまみに外へと散歩。
至福の時間です。
半分、この時間の為に登ってる気がする(^_^;)
歩いてきた裏銀座の山並みに、差し込む夕陽に、感謝の乾杯。
南には焼けている槍ヶ岳、穗高の美しいジグザク。
槍ヶ岳の西釜尾根から鷲羽岳が繋いで私の足元へ道を繋ぐ。
太陽が落ちていく西は、三俣蓮華岳から雲ノ平の天空平原。
奥に黒部五郎岳から北ノ俣岳と、浮かぶ白山。
やがて、黒部五郎岳の右肩から押し寄せた雲海が溢れ入る・・・
●DAY3〜水晶小屋−水晶岳〜赤牛岳ピストン
☆ガス日よりの水晶岳
曇り空の朝です。
唯一東の空は表銀座の朝モヤで明るいですが・・・
本日の天気は崩れ模様のみたいです(T-T)
朝の稜線からは、昨日は丸見えだった水晶岳も、歩いてきた裏銀座の稜線も分かりません。
でも進むにつれて薄ぼんやりと判別できる山も見えてきて、左手は雲ノ平かな?なんて分かるのも嬉しかったり。
水晶岳の崖道も、ガスっていれば柔らかく見えるように感じますw
3回目の水晶岳ですが、やはり曇り空の山頂は残念ですね。
さて、ここから先は未踏の道です。
眺望は望めないけれど、足元の道は続いているので歩き出します。
水晶岳から続く尾根筋を下ります。
岩稜帯を左右に巻きながら下りベースの岩道を注意して進みます。
こんな場所に雪田が残っています。
今年の暑い夏にも残るほどに、この窪地には深く積もった雪だったのでしょう。
風に晒されない、囲まれた地形には植物が豊かに茂っていて、雷鳥さんたちの住処。
悪天候の中こそ安心して活動が出来る雷鳥一家が、賑やかに登山道を歩きます。
☆高天原分岐から赤牛岳へ
温泉沢ノ頭の手前から、高天ヶ原温泉へ向かう尾根道が浮かび上がって見えてきました!
高天ヶ原は行ったことがないので、いつか訪れたい場所。
雲ノ平も雲の中に見えています。
そして、温泉沢ノ頭に立つと、絶望視していた赤牛岳の道がうっすらと姿を見せてくれました!(≧∀≦)
先行者の姿がこのエリアのスケール感の壮大さを見せてくれます。
道には、霧雨に濡れるチングルマ綿毛。
もう夏は終わりですよと、教えてくれる。
何も無い道。
たぶん、晴れたときの道は大好きになるに違いないと思う。
なぜなら、こんなガスの道でも堪らなく良いなって思うから。
ペンキ印とケルンを頼りに、何も無い道筋を辿る。
荒涼とした人の気配が無い世界は寂しくて美しいけれど、人の残した匂いが温かく感じて、自分も一つケルンに石を積む。
赤牛岳の山頂です。
どこをどう歩いてここへ歩いてきたのか。
測るものがGPSと目の前の道筋だけの赤牛岳への旅は、本当のこの山を知らずに闇雲に辿った旅路です。
やっぱりコレはもう次回に再訪するしかないと、心に思います。
このためだけに、ザックに入れてきたレッドブルw
でも、したかったことも叶って嬉しい山頂です。
風がしのげる岩陰で頂く水晶小屋のお弁当と白湯が、寒さに染みて一息。
さぁ、来た道を水晶小屋へと帰りますよ。
無事に水晶小屋へ帰り着き、すっかり冷えた身体にカレーが染みます。
小屋締めウィークにより、具材が大盤振る舞いなカレーやスープ。
荷下ろしにも費用がかかるのだそうです。
ラッキー(≧∀≦)
●DAY4〜水晶小屋−竹村新道にて湯俣〜高瀬ダム
☆雨の下山で真砂岳分岐から南真砂岳
最終日も早朝からの雨と風です。
水晶小屋から一気にスタートした高瀬ダムへと下山します。
一番長い行程に加えて、残念な悪天候。
暗い早朝からヘッドランプを頼りに、明るくなるまで30分くらいでしょうか。
岩稜の細尾根を下って行く道なので、暗い中を慎重に歩きつつ、東沢乗越に着く頃はすっかり明るい朝になりました。
明るくなってもガスは変わらず。
雲の中は常に霧雨が吹きかかります。
緊張する岩稜帯を無事に通過して、竹村新道の分岐に登り着きましたよ。
かなり傾斜の真砂岳山肌をトラバースで進み、巻いていきます。
強い西風が横から吹上る場所もあって、耐風姿勢が必要なシーンもある中、南真砂岳へ歩いて行きます。
うっすらと南真砂岳ですが、山頂手前の巻き道分岐を進みます。
☆南真砂岳から森の湯俣岳へ
南真砂岳分岐を北側に下ると、森林限界の低木に囲まれた道変わります。
木々に守られた道にホッとする。
そして、山の木々は季節を秋色に変化させていました!
何て美しい(≧∀≦)
曇り雨のモヤが原色の光を乱反射させて、光の粒子を飛ばしています。
紅葉に染まりつつある湯俣岳がうっすら見えてきました。
崖に晒された道もありましたが、ここまで下って来ればもう危険な箇所はありません。
一旦下って、湯俣岳を登り返します。
湯俣岳の森は、とても豊かで手付かずの原生林の森です。
こんなに深い森はそうそう来ることが出来ない。
とても好ましい、美しい森に魅了されます。
湯俣岳の山頂は眺望も無い森の中にポツンとあります。
本当に深い森。
☆竹村新道はやっぱりヤバい激下り
湯俣岳の山頂からはひたすらな下山道になります。
下って下って、まだ下って、さらに下って・・・(T-T)
日陰の森はひどい激下りと言っても過言じゃ無いんです。
森が熊笹とカラマツの様相に変わり始めた頃、ようやく下の様子が分かる程に下って来たようです。
でも、まだここからも長い長い(T-T)
ようやく展望台へ下りてきました。
足元には高瀬川が小さく流れて見えます。
噴湯丘から立ち上がっているのでしょうか、硫黄の匂いがし始めます。
ようやく河原が見えて、この秋から営業を再開した湯俣山荘が見えました。
伊藤新道と噴湯丘へ向かう吊り橋です。
伊藤新道もこの夏から道が整備されて開通したばかりです。
でも、腰まで水に入る覚悟が必要な徒渉ポイントもあるとかで、難易度は高い道と想像します。
ようやく、ようやく!湯俣温泉晴嵐荘に到着です(≧∀≦)
長かったー!本当に竹村新道は疲れます。
前回下ったときに、二度と下らないし登らないと思ったけれど、今回もそう思った(^_^;)
靴の中は靴下までグッショリ。
この湯俣温泉でゆっくりしたいところですが、今回はランチ休憩のみで出発します。
まだ、ここから3時間(T-T)
でも、高瀬ダムへ向かう水平な道になります。
☆湯俣山荘から高瀬ダムへの長いロード
まずは吊り橋を渡って、対岸へ渡ります。
が・・・・、モンキーちゃんが威嚇で通せんぼ(^_^;)
モンキーちゃんが避けてくれたので、橋を渡って対岸へ行こうとしたら、橋がなくなっています(O_O)
以前あった吊り橋は、自然災害の影響でなくなっていて、新しく架けられた橋は、川の途中からロープで吊り下がった渡し椅子になっていました。
とにかく、夢中で貼り紙のマニュアル手順で川の上をスロープします。
高瀬ダムのゲートが閉まる時間も気になるし、頑張りました。
岩稜帯の細尾根や崖より怖いと思った(T-T)
対岸になんとか渡って程なく、上から見えていた湯俣山荘があります。
真新しくリフォームされたお洒落な雰囲気の山荘。
伊藤新道の開通にあわせてリニューアル再開したのでしょう。
伊藤新道へ行く際は、この山荘へ一声かけて下さいと貼り紙がありました。
雨上がり。
高瀬川沿いの遊歩道は歩きやすくて、歩きながらやっぱり今回の旅を思い返す。
とは言え、3時間は平地歩きでもシンドイです。
登ったり下ったりする山の3時間は普通なのに、平地になると長く感じるのは登山病の一種でしょうか(^_^;)
林道終点に着きました。
高瀬川はここからダム湖に変わっていきます。
ダムまで、あと1時間(^_^;)
幾つかのトンネルを通り抜けて、車道の右隅を歩きます。
丁度、工事関係者さんの仕事終わりの時間帯で、帰る車が追い越していきます。
そして、最後の一番長いトンネルを抜けたら高瀬ダムに到着です!
対面には、3日前に旅へとスタートしたトンネルが見えます。
ダム湖の濃いエメラルドグリーンが優しく目に染みる。
携帯の電波が繋がらない高瀬ダム。
タクシーを呼ぶように公衆電話が設置されています。
ここ来て10円玉が無い人の為に緊急用に10円が置かれていました。
有線電話の強さは、安心感あります。
ただいま。
ゴールのダムには、タクシーが1台待機していました。
遅くなった登山客をギリギリまで送迎サポートしてくれる。
”岳都おおまち”を掲げる大町市の気遣いある配慮を感じます。
出発時の七倉ダムの乗合バスは、入山を待ち急ぐ登山客のストレスにならない様に常時職員さんやタクシー会社の方が、采配をふるっていたっけ。
信濃大町駅から七倉ダムまでの裏銀座登山バスが近年に運行も始まった事、知りませんでした(^_^;)
アクセスの難があった裏銀座は、新しい道や、新しい小屋、交通路が整いはじめ、もっと多くの登山客が訪れやすくなった様。
登山を楽しむための安心できる環境を享受することは、この町の山々を大いに楽しむことはもちろんですが、よりしっかりした計画と行動を心がける山行が大切だと改めて感じました。
そして3日前にくぐったトンネルの小さな穴へ、また次回は周回でない道へ歩いて行こうと思いました。
今回の山歩きルート